メンヘラ日記①

この4月僕は何も無かった。

新型コロナウイルスの影響でバイトが無くなり、学校もなくなり、暇を決め込んでいた。僕は貯金をするとメンタル係数が上がっていくので、バイトをしてお金を貯めるのは物凄く好きだ。そんな僕からバイトが無くなるというのは死刑宣告をされるようなもので、生きがいを失ってしまった。3回生から4回生へのギャップからか、教授からの叱責もありしんたくの心は壊れてしまった。

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心が壊れてしまったしんたく

 

そんなとき、バイトの友人からいい話があるとLINEが来た。その友達というのは中学高校が同じの結構仲良しめの子なのだが、阪大生ということで学歴マウントを日常的にとってくる。まぁ変なやつである。彼からのLINEは「ヤ〇ト運輸の仕分けのバイトをしないか?」だった。僕はここで気づいた、物流は絶対止まらないのでここなら働けると。しかしよく気づいたものだと感心した旨を伝えると「それが阪大と関学の差やで」と言われ、少しイラッとしたが応募する事にした。

 

物流の仕事というとマンパワーのイメージつまりは引越しのようなものだと考えていた。実際働いてみるとその通りで、ひたすらにダンボールを仕分け続ける。僕のシフト18時22時の4時間だが、この4時間が悠久のように感じるほどに面白くない。バイトに面白いもくそもあるか、というのも分かるが、ほんとに面白くない。しかし、今は選んでられないので我慢我慢。

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5月はあまり入らないことにした。

 

このご時世、お金を稼げるだけで素晴らしいことなのでありがたくは思っている。今回の契約は短期なので5月末で終了、つまりはあと1ヶ月働けばさよならというわけ。その頃には普段のバイトが復活してるといいけれど、どうだろうなぁ…本当なら塾講師と飲食スタッフをやっていたわけで、こんなくそったれな場所で働く予定なんて無かったのだ。それに飲食の方は温泉施設なので福利厚生でジムが利用でき、温泉もタダで入ることができたのだ。時給も1000円で最高のバイトだったのに、どうして…

 

話は変わってこの4月から晴れて4回生となったわけだが、僕は大学院に進学することをケツイしているので就職活動があるわけではない。なので本来なら研究室で研究に励むべきなのだがそういう訳にも行かない。家でひたすら怠惰な日々を繰り返す。丁度リゼロを見返したのでほんとに怠惰を感じた。

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いや〜〜辛いです、新歓とか無くなるし。

新入生が入ってきて、体育館前で自転車かしたりするあの時間が僕はめちゃくちゃ好きなのにほんとコロナ許せん。まぁもう現役生ではないんですけど!お願いだから夏合宿だけは行かせてあげて欲しい。信州もたまらなくいい所だからね。

唯一の救いはバイクに乗りたいという目標が出来たことくらい。この腐りきった生活に終止符を打つべく僕はバイクの免許を取ることをケツイした。ちなみに僕が乗りたい最高にcoolなバイクはHONDAのスーパーカブc125だ。別のカラーリングもあるので迷ってはいる。ちなみにYouTubeで調べると同い年くらいの女の子がこのバイクのインプレッションを上げているのでぜひ見てほしい。

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だせえという人もいるだろうが、人には人の乳酸菌(藤井くんより引用)なのでそんな奴は無視だ。こいつで北海道を走り回りたい。そんでもってもう一度宗谷岬に行きたいなぁ。それまでは死ねないという感じ。稚内ライダーハウスにも行きたいしね。

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この旅はわりと忘れられない。吉川元気にしてるかなぁ?

希望を言うならば、彼女ができて(重要)ツーリングしてキャンプしてっていうのが夢。まぁ夢を語るのは日本の教育では良いという習わしがあるので恥ずかしいことではない。むしろ人の夢をバカにするやつの方が心が貧しいってものだ。夢はでかく、常にね。

 

そんなこんなで僕のメンタル係数はぶんぶんに振れているわけであります。7月にはあっという間に院試ですしね、ほんとやべえことです。だがそんな僕にもひとつ目標がある。それはこれから多く書くことであろう研究について。せっかく3年も勉強できるのだからひとつ大きな成果を残したい。せっかく人生を過ごすなら何か生きた証を作りたい。

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という感情を胸に僕は大学院という日本の闇に戦いを挑むケツイをした。