就活ゲリオン 最終話

勝ったッ!就活完!

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この度は就職活動RTAを走りに抜けましたので、完走した感想を報告しようと思います。電電物理系もとい物性に興味を持っている理系大学院生でしたら参考になるかもしれない。
私は(一人称が私になっているのは就活生の証)半導体メーカー、電子部品メーカーで開発してぇなぁという思いのもと就職活動を行っておりました。大学院生は授業と実験と就活と重なるので忙しいです。なので企業の絞り込みは早い段階からしたほうがいいのではないかと思います。

・夏~秋(インターン
まず夏頃、夏のインターンシップの時期には長期インターンに参加したく、5社ほどエントリーしましたがもれなく撃沈。コロナもあって例年より倍率が上がっていると人事の方から話をされた。ESを提出したのはP〇nasonic、S〇NY、R〇HM、住〇電工、古〇電気あたり。夏はあまり明確な志望動機はなく、とりあえず2週間のインターンシップに参加する目的で企業を選んだ。夏はESは通るものの、面接で落とされることが多かった。自分自身特に面接対策もせず企業研究もやらずだったので今考えたら落ちて当たり前だけれど、当時は悔しかった。長期インターンは通らなかったものの、2days等の短いインターンシップのお誘いを頂いたりしたのでそちらに参加することはあった。それ以外にもキ〇クシア、ウ〇スタンデジタル、日本〇キサス、キ〇ノン、東〇エレクトロン、D〇SCOあたりの短期インターンシップに参加した。
ほとんど企業説明会に毛が生えたものなのであまり意味がない気もするけれど、積極的に質問する姿勢は常にとっていた。半導体メーカーは日本マジで苦しいね。国内はキ〇クシアとS〇NYとル〇サスとその他もろもろ?という感じ。売上でみたらかなり厳しい。日の丸半導体よ…どこいっちまったんだ…。半導体装置メーカーはほんとに好調らしく、とんでもなく儲かっていることがわかった。その分入るのも難しそうだなと感じた。〇キサスは3日間現地に行ってインターンシップを行ったので、良い経験になったと思う。現地インターンシップに参加して思ったことは、働く場所はものすごく大切であるということ。メーカーは工場がたくさんあるので配属先によっては辺境の地に連れ去られることもある(重政くん参照)。なので、何をしたいのかということと、どこで働くのかというのは重視するようになっていた。できれば実家の関西からそんなに離れてないとこがいいなぁと思っていたが、そこで絞るのも個人的にはもったいない気がする。

 

・秋~冬(企業選び)

このあたりから本当に行きたい企業について考え始める。夏は先輩や同期の話を聞きながらインターンに参加したりしたけども、結局は自分がどうしたいかなので、真剣に考え始める。このころには電子部品というよりは半導体に傾いていた。理由は2つあって、半導体のほうが自分の勉強してきたこと(特に物性)を活かせるということと、半導体外資メーカーがたくさんあるということ。自分自身、外国資本ということにあまり抵抗がなく自由に発言できる雰囲気や給料の高さに魅力を感じていた。もちろん国内大手のメーカーもうけるつもりで以下のような序列を作った。

S〇NY、東〇エレクトロン→はいれたら神
キ〇クシア、ウ〇スタンデジタル→はいれたら就活辞める
キ〇ノン、浜〇ホトニクス、R〇HM、テ〇サス、マ〇クロン→まぁよし
半導体以外のメーカー(東芝、三菱、Pana、日立、等々)→選考も遅いしやりたいことできるかわからん

S〇NY:イメージセンサ、おそらく神奈川厚木勤務、高給、残業多め
東〇エレク:半導体製造装置(エッチング、洗浄など)、山梨か宮城勤務、超高給、残業多め
キ〇クシア:NANDフラッシュメモリ、製造は四日市か北上(岩手県)、研究所は神奈川日経大手水準、残業多め
ウ〇スタン:NANDフラッシュメモリ、製造は四日市か北上(岩手県)、研究所は神奈川、外資なので初任給はめちゃ高その後は実力、残業多めかつ残業代なし
キ〇ノン:半導体製造装置(露光)、群馬か栃木あたり勤務、日経大手水準、残業は少なめ
浜〇ホトニクス:光半導体、浜松確定勤務、日経大手よりすこし低め(完全年功序列)、残業めちゃ少ない
R〇HM:アナログ半導体(LSIディスクリートなど)、基本は京都勤務、日経大手よりすこし低め、残業多いのと離職率が高い
テ〇サス:アナログ半導体世界首位、岩手か茨城か大分勤務、外資水準、残業はちょい多い
マ〇クロン:DRAMメモリ(日本の工場ではNAND作ってない)、製造は東広島、研究所はたしか神奈川、外資水準、残業多い

といった感じに、作っているもの、勤務地、給料、残業の項目でまとめた。半導体メーカーは基本残業は多い。というか製造業はしょうがないかなと思っている。勤務地は大方田舎なので、SONYの神奈川勤務が光る。しかし理系就職先ランキング堂々1位なので簡単には入れない。実際夏も冬も長期インターンに申し込んだがESで落とされている。とんでもなく人気があることがわかる。東〇エレクはプロセスエンジニアでの採用があるので、半導体のプロセスについて物性を使いながら研究開発することができる。そして給料はいわずもがななので、結婚願望のある女性は、独身東〇エレク男性を見かけたら是非アタックすることをおすすめする。D〇SCOやS〇REENを考えから外したのは、これらの企業は半導体製造装置メーカーであるものの、物性物理を使っていくような部門ではないので除外した。とても良い企業だと思うのでやりたいことがマッチしている人はぜひ受けるとよいと思う。キ〇クシア、ウ〇スタンは共同でフラッシュメモリを製造していて、それぞれ世界シェアは2位と3位。2社を合計すると1位のSAMSUNに肉薄するシェアを誇る。どちらも製造は四日市、研究所は神奈川とかなりの好立地。開発の中でもデバイス開発は神奈川、プロセス開発は四日市という感じ。かなり不安定な業界だけれど、爆発力はすさまじい業界。2社統合の可能性もあり正直これからどうなるかわからない。ウ〇スタンは部門ごとに採用なので、働く際に希望外の部署ということがないのは良いところ。その他の企業は割愛する。

 

・冬(本選考)
12月頭にキ〇クシアのES締め切りがやってくる。まじではやい。これは早期選考とかではなくてリクナビマイナビで登録している人全員に送っていると思われる。はじめての本選考ESなので先輩(キ〇クシア内定)に見てもらうも、いまだなんの音沙汰もなく撃沈。サイレントお祈りというやつである。くそがっ!
12月末にウ〇スタンのES締め切り、キオクシアの反省をいかしつつ先輩(ウ〇スタン内定)に見てもらい気合いでES提出。年末帰省の電車でES通過を確認。半泣きになった。初回の技術面接は1月中頃とのこと。技術面接では自己紹介、研究内容、志望動機をまとめたスライドを5分間で発表するという課題あり。
続けて1月頭に浜〇ホトニクスのES締め切り。落ちてもええかぁだったので先輩の添削なしでES提出。無事通過。一次面接は1月下旬。10分間という糞短い面接とのこと。
そしてウ〇スタンの技術面接の日。スライド発表は完全に暗記して挑んだ。正直よくできたと思う。その後の質問もうまく答えることができたので多分通ったかなと感じていた。無事通過。次の人事面接は1月下旬とのこと。
続けて浜〇ホトニクスの一次面接の日。10分間ということで対策を怠ったせいか、ぼろぼろ。その前に接続不良で一時間待たされたので不安になっていた。いざ始まっても何の説明もなくはじまり頭がパニックになってしまった。絶対落ちたと思っていたらちゃんと落ちていた。まじくそ。
ウ〇スタン人事面接の日。ONE CAREERなどを使い質問を予測。対策に対策を重ねて質問には基本全部答えることができた。この面接が実質最終面接なのでとても緊張した。次の日の午後に電話がかかってきて無事内々定。わりと行きたい企業なのでここで就活を終わることにした。

・完走した感想
S〇NYと東〇エレクを受けようかとも思ったが、早期選考もちでもないので3月以降の選考となるためかなり先の話になってしまう。なのであっさり内々定承諾書を提出してしまった。ちなみに〇キサスからも早期選考の案内を頂いていたが、志望度は低かったので返信を遅らせていた。理系院生は推薦応募もたくさんあるので、就活に傾注しすぎなくてもどこかには決まると思う。けど就活で大切なのは行きたい企業群をちゃんと決めることだと思う。ちゃんとやりたいことを明確にしてその企業のことを知ることで見えてくることがあるのではないだろうか。
自分は半導体メーカーに就職することになったものの、外資系ということもありかなり不安に感じていることもある。日経大手のような年功序列はないだろうし、英語を使う機会だって多いだろう。その中で支えになっているのは、開発職で採用が決まったのでやりたいことができる、ということ。常に考えて仕事をする環境になると思うので、成長できる機会と思って苦しくても頑張りたい。また、四日市という比較的都市圏なので生活は楽しみである。名古屋まで電車で30分とか最高だなぁ?!
という感じでオナニーぶちまけてしまいました。残りのモラトリアム期間、研究をするのはもちろんだけど、時間があるうちにやれることはやっておきたい。コロナが憎いけれどいろんなところに行きたいと思います。ほな。

大学院での独白②

大学院生活も2ヶ月が過ぎようということで振り返りをする。

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現在コロナの影響で飲み会はもちろんサークル活動的なのも禁止となっているのでとにかくやることが無い。いややることはいくらでもある。例えば英語の勉強をするとか論文を読むとか就活について調べるとか…。ちなみにジョギングサークルに所属している。週に一回軽く走る感じのゆるゆるサークル。最近はYouTubeをめちゃくちゃ見るようになった。一人暮らしも慣れてきたけど1人でずっといると寂しいと思うようになってきたので、起きてる時間は基本YouTubeで何か垂れ流しにしている。課題をするときなんかもマルチタスクで何か見てしまう。もちろん授業はちゃんと受けてるし最低限のことはしてるつもり。特に最近はひろゆきの配信、加藤純一の切り抜き、鉄道系YouTuber、よしなまのゲーム実況と多岐にわたる。これらを画面の半分で1.8倍速くらいで見て、もう片方で課題の画面を開いて課題をする毎日。野球が放映されてる時間はDAZN阪神の試合と巨人の試合を同時に見て、手元で英単語を覚えるようにしている。正直英単語全然覚えれないし阪神負けたらイライラするし阪神負けて巨人勝ったら死ぬほどイライラしてしまう。たぶんこれ病気。なので交流戦終わって巨人に捲られてたらDAZN退会してスポナビを消す。阪神タイガース、俺を失望させるなよ…??

最近のとある平日のモーニングルーティー

まず12時に起床。フルーツグラノーラを食べながらYouTubeを見る。13時ごろから午前中の授業のオンデマンドを見る。16時頃から家事をしながらYouTubeを見る。18時から21時頃までは野球を見ながらご飯作って食べたりする。そこから26時くらいまでYouTube見ながら課題をする。そして風呂に入って28時くらいまでTwitter徘徊とかクソゲー徘徊とかをベッドでする。ほんで就寝。

もうすぐテストもあるし研究も始まるのでこんなゴミゴミうんこ生活はもう少しで終わると信じてる。5月末までにオンラインでTOEICを受けなくてはならなくてそのために英単語必死にやってるけど無理無理すぎる。600点ないと無能判定されてしまうらしいので頑張りたいけどもうどうにもならん感はある。あと先輩から渡された論文A4で70ページくらいあってまじで進まん、全部英語やし。内容はめちゃくちゃ面白いが、はやく実験したい。やらなあかんことはたくさんあるので明日からは気合い入れて処理していきたい。あと母親からホットプレートを送ってもらったので料理し始めた。料理、めんどいね。今まで米に何かかけて食べるだけの生活をしていたので気合いで改善していく。

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就活ゲリオン 第弐話

就活の覚悟はいいか?オレはできてる

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5/13、前話で話した通り就職支援室というものを利用し、アドバイザーの方とSkypeで1時間ほど面談をしてもらった。自分としてはインターンの受け方から何も知らなかったので就活の基礎をたくさん教えてもらった。どうやら人生を決める戦いは6/1に火蓋が切って落とされるらしい。そう6/1から夏のインターンの申し込みが開始されるのである。僕はアドバイザーの方にインターンって意味あるんですか?というぼけちん質問をしてみた。答えはもちろんあります、とのこと。まぁそう答えてるのが当たり前だろといえばそうなのだが特に理系院卒界隈は囲い込みが早いらしくインターンからの早期選考案内というのは結構あるみたいだ。なのでインターンは積極的に受けようと思う。幸い自分の所属する研究室は結構自由というのもあって就活も好きにやらせてくれる。さっそくリクナビ2023からいくつかの企業にインターン申し込みの予約というのをした。とりあえず今のところ興味のある5社ほど申し込んである。まぁ前回話した某半導体装置メーカーや某セラミックコンデンサメーカーや某CMOSメーカーや某フラッシュメモリメーカーや某非鉄金属メーカーや某魚群探知機メーカーとかに申し込んだ(全部分かったらすごい)。これらは研究室の先輩の内定先も含まれてるので色々情報収集はしやすい。インターンを受ける理由としては早期選考バンバンザイコースを享受したいというのもあるけれど、四季報やネットの評判だけで受ける企業を判断するのは流石に怖いなと思ったのがある。それと各業界の内情について全く知らないのでばちこりこの目で確かめたいと思った。四季報を見てもすぐ年収に目がいってしまうしそれ以外の情報は正直よく分からない。勤務地も今のところどこでもいい。それに年収が良い企業が自分にとって良い企業なのかは別問題だと思うし、自分の幸福感でいえば年収1000万なんていうのは望まない。ある研究報告では幸福度は年収800万円で高止まりするというのを見て現実は悲しいなと思った。上を見れば上には上がいすぎて病んでしまうらしい。僕は一般的な人生観を持ちつつよそより少し余裕のある生活を送りたい。そして少し早く仕事をやめて元気なうちに世界中を旅してみたいものだよ夫婦でおほほ😫いやこれはガチで。

話がズレてしまったけれど就活のことを考えると今後の人生について考えることも多くなった。特に夢とかないけど毎日幸せに生きたい、そのためにはどうするかという考えになった。そこから必要な年収や給与体系、勤務地勤務時間、福利厚生とかを考慮して行きたい企業を選んでいけたらええやんええやんです。

とりあえず英語勉強しよかーーーー??

 

「夏のインターン作戦を決行するシンタク。しかしインターンにも選考があることを知り現実から目を背けてしまう。果てしてそこに希望はあるのか、次回「通らない、ES」さーて次回もサービスサービス!」

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就活ゲリオン 第壱話

就職活動開始の宣言をしろ!磯野!

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本日5/12、初めてインターンシップガイダンスとかいう就活マナー講習会に参加した。実際に内定が出るのはちょうど1年後であるが、夏頃からインターンとか参加した方がいいらしい。あとWebでの就活になるであろうのでそれに対するマナーなんかも教えてもらった。正直まだ就職の実感が全くわかない男だけれども周りの同い年はすでに働いていることにまじでビビっている。働くってなんや…?

そして明日は大学の就職支援室に50分間も面談をして貰える。色々介護してもらおうと思っている。ここに来て思ったけどこの大学就職に対してすごく手厚い。メールで頻繁に就活支援に関するものが送られてくるのはすごくありがたい。無料で使えるものは全て使っていく。

とりあえず現段階での僕の受けようと思ってる業界は半導体メーカーと半導体装置メーカー。半導体装置メーカーとか最近まで知らなかったけど割と世界と戦えてる激アツ業界ではあるらしい。そして半導体メーカーは僕の研究テーマと合致しているのでやりやすさはある。しかし日本の半導体メーカーはくそ雑魚とかいうのを聞いてビビっているが、中国に買収されようが中国でもやっていけるような実力をつける所存である。そして、某魚群探知機メーカーについても今日調べた。給料は高いし技術職なら兵庫県確定というのを見てまじでありなのでは?となっている。分野的にもやれない事ないしありやけど重政は日本の果てに行ってるかもしれないと考えると寂しい。他には素材メーカー最大手の住〇電工や大手化学メーカー旭〇成に好きな陸上選手がたくさんいるので無理は承知で受けてみたいところ。

今のところまだガバガバなのでとりあえず夏のインターンに参加できるよう自分の考えはまとめといておきたい。

 

「迫りくるコロナウイルス、沈黙する22卒、そして見えない希望を抱く23卒とそのパイロットのシンタク。次回「見知らぬ、御社」さーて次回もサービスサービス!」

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阪神タイガース①

阪神優勝阪神優勝

今年の阪神タイガースについて語っていく。

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5/8日現在34試合が消化されたというところ。僕がひいきにしている阪神タイガースは23勝10敗1引き分けと2位の巨人に3.5ゲームの差をつけて首位に立っている。このまま突っ走れるほど甘くはないだろうが、優勝を期待してしまう。今のチーム状況が良いと多くのファンは感じているだろう。もちろん僕もそう思っている。しかし僕ほどのファンになると阪神タイガースに足りないものを見極めてしまった。では何が足りないのか、それは「投手」である。

阪神は投手が12球団で一番充実している!そんなわけない!とか早口で唾を飛ばしてくるようなオタクもいるだろうが、現実に阪神タイガースから侍に選ばれるような投手はいないのが事実である(野手もだけど)。そう、阪神は総合力でごまかしていて代表にだしても恥ずかしくないようなエースはいないのだ。阪神の投手を分析すると大きく分けて2種類のパターンの投手がいる。①コントロールはすこぶる良いが、球威はいまいち。②球威は素晴らしいが、コントロールがいまいち。①に該当するのは先発だと、西勇輝、秋山、伊藤将司、ガンケル。②に該当するのは、藤浪、青柳、望月、才木、小野、etc...。といった感じだ。もちろん①の選手は現段階で好成績を残しているし、藤浪は抹消されたが、青柳は今となってはローテから外せない投手となっている。しかし、終盤になるにつれて苦しい展開も増えるだろう。そんなとき9回を完投してくれる、勝ちに導いてくれるエースが必要になると僕は考えている。阪神には菅野、大野、森下といった球威、コントロール、変化球、スタミナ等の総合力の高い投手がいない。阪神のような若いチームは連敗がかさんでくると流れを悪くしてずるずる負けてしまうことが予想される。そんな時に必ず勝ってくれると信頼できるエースがいればそこを起点に上にいけると思う。僕は藤浪にそのポジションを期待していた。おそらく矢野監督もそう思って開幕投手に任命したのだろう。しかしコントロールがどうにもならないので抹消となってしまった。僕としてはすごく応援しているので頑張ってほしい。また、非常に問題である点はやはり中継ぎ投手だと思う。勝ちパターンには岩崎、スアレスが座っていて球界でもトップクラスの強さを感じる。しかし大量リードやビハインドの時に出で来る投手がセリーグの中でも下のほうであると言わざるを得ない。それは5/7日の試合で痛感したファン多いはずだ。今は比較的先発が試合を作ってくれていてイニングを食ってくれているが、これから夏場にかけて中継ぎの整備は必須である。特に右の投手は数はたくさんいるので魔改造してぜひ1軍で活躍してほしい。個人的に背番号65の湯浅が2軍でえげつないストレートを投げていたので1軍で早く見てみたい。

ここまで阪神タイガースのマイナスポイントを話してきた。次はポジティブポイントを話していく。現在阪神が首位を走っている所以、それは佐藤輝明と中野拓夢この2人のおかげであろう。佐藤を引いた矢野監督の銅像を早く甲子園に立ててほしい。阪神は長年外野とショートが埋まらない課題を持っていた。その課題をこの2人が埋めてくれているだけでなくその打棒が凄まじいのである。

名前 打率 ホームラン 打点 OPS
佐藤輝明 .272 10 28 .876
中野拓夢 .373 1 8 .955

このようにバケモンみたいな成績を残している。正直言ってこの2人が活躍すれば負けても全然楽しい、マジ最高。特に佐藤はホームラン打点で現在リーグ2冠。そりゃ阪神強い。中野はこのまま高水準で行けるとは思わないが、佐藤に関してはもっともっと伸びていくのではないかと期待を持てる、打席内容をこのところ見せてくれている。まだ34試合であるがこの2人はこれからの阪神タイガースを引っ張っていく存在になると僕は思っている。

阪神、絶対優勝してくれ、頼む。

学部4回のときにhtmlを少しかじったのでこれからhtmlで編集をやっていけたらと思っているけどどうせめんどくさくなってやめる。

大学院での独白①

2021年4月から在籍する大学について話していく。

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元々関西学院大学に在籍していたが、4回の夏に教授に心を折られたことと、理論計算ではなく実際に手を動かしてデバイス作成をしたいということもあり別の大学院へのロンダリングを試みていた。ロンダリング先は色々考えたが、旧帝の有名な研究室は内部のガチ天才たちと戦わなければならないので諦めた。センター試験で9割近くとる人間たちとは頭のできが違うのだ。そこでこの監獄は大学院から始まるので皆一斉にスタートすることができる。また国立であり、学内に寮があるため費用も抑えることもできる。それに加えてグラフェンで有名な先生がいたのでそれが決め手となり受験をケツイした。

受験方法は小論文と面接のみ。数学は英語などの能力は問われない。見られるのは研究に対する熱意が主であった。僕は環境問題とグラフェンを組み合わせ小論文を作成した。面接ではスライドを作って7分間の発表を行い、その後30分ほど質問攻めをされ無事受験は終了となった。終わった感想としてはまぁ大丈夫だろうといった感じだった。事前努力であまりカバーできない分緊張はしたが、面接のできは良かった。結果としては合格で晴れて進学先が決定した。関学内部に先に合格していたため教授に「すいません、これこれで…」という話をした。そのとき自分の人生が今ここで分岐したことを強く痛感した。人間人生のターニングポイントがいくつかあるが、目の前で切り替わる瞬間を味わったのは初めてだったので少し気持ち悪かった。こんな気持ちになってしまったのは自分の進路の決定に確固たる自信が持てなかったからである。自信が持てない自分がとにかく嫌だった。自分がやりたいことは何なのだろう、何のために大学院へ行くのだろう、と、毎日自分に問いかけていた。ちなみに答えは未だに出ていない。問われたときは模範的な答えでしのいでいる。そして卒業研究がおわり4月より大学院生活が始まった。

初めての一人暮らしは心配だったけれど思いのほか一人暮らし適性はあるらしい。コロナの影響でしばらく実家に帰れそうにないが今のところは問題なく生活できている。この大学院の面白いところは研究室配属が4月ではなく6月にあるという点である。大学院に入ってから研究室を選ぶことができるのだ。僕は入りたい研究室があったので入学前にその教授と連絡をとり研究室内定制度を利用してすでに研究室を決めている。そのおかげでミーティングなどにも参加させてもらっている。そして新しい教授と会話した印象はすごくいい人、ということ。前の教授をディスるわけではないが、前の教授は他人の人格否定が常であった。教授としては素晴らしい能力をもっていたのだが、人間性は耐えることが出来なかった。夏頃は教授と会話どころか目を合わせることも出来なかった。そんな過去がある中で新しい教授は優しく気さくな人であると感じた。まだ研究が本格的に始まっていないがとてもやる気に満ち溢れている。これから就活も控えているが全力で頑張っていこうと思う。また、大学構内の寮に住んでいるということもあり図書室に気軽に行くことが出来る。これが素晴らしい利点で、様々な文献に徒歩3分でアクセスできる。研究室にも徒歩3分でアクセスできる。しかし半径5キロいないにチェーン店はない程の田舎っぷり。もうこれ研究以外することないやろハゲタコ。

以上GWで鬱になってしまった人でした!うぅ!

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サイク回顧録シンタク①小豆島編

2020年もGWが終わってしまった。今年に限っては何のイベントも無かったけれど、やっぱりなんか寂しい。なので少し過去を振り返ることにする。

時は遡り2年前。土日の休みを利用して僕は小豆島を自転車で巡ることになった。メンバーはサイク49期の重政、ゆうぴょん、神原、浦、そして僕というメンツだった。2つの合宿を乗り越え、心しれたメンツなのでとても楽しみにしていたし実際凄く楽しかった。というか北海道夏合宿が楽しみすぎてみんな旅に飢えていたのだろう。

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神戸港から出港するジャンボフェリーという船で出発となる。確か運賃は自転車入れて往復5000円くらい。かなり安いと思う。何と言っても夜中に友達と船で出発というのがかなりエモい。今書いてても死にそうになる。神戸高松間を繋ぐフェリーでもあるので中でうどんが食べれるのだ。これがなかなか美味い。

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うどんを食べるしんたく。

深夜テンションも相まってワクワクが止まらず、寝なくちゃいけないけど寝れない。すごく楽しい時間なのである。これから四国へ行く際は車でもいいけどフェリーも利用したいと強く思う。うどんを食べに行く旅、しような。

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そして朝、爆音のとある歌とともに我々は起こされる。後で聴くといい歌なのだが、その当時は叩き起こされるわけでめちゃくちゃ腹が立つ。いい曲なのは間違い無いので是非聴いて欲しい。凄く耳に残るのでお風呂でつい歌ってしまうほどだ。

https://m.youtube.com/watch?v=Iq46WCpcO70

いざ着くと快晴!最高の気分だった。最初の目的地は船の中での作戦会議で上がった、寒霞渓(かんかけい)となった。寒霞渓は小豆島が誇る素晴らしい渓谷で、普通の人はロープウェイで頂上へ向かう。しかし片道800円ほどの金額を出すのはバカバカしいという意見で一致したので山道を登って頂上を目指した。

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ここまでもすごい急な坂道の連続なのでしんたくのライフは残り少なくなっていた。

頂上の景色はとても素晴らしかった。サイク10景に個人的には入っている。

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頂上には売店があり、僕はこの旅にヨーソローを持参していたのでコロッケを食べさせてあげた。美味しいと喜んでいたのを記憶している。

あとサイク特有の謎ムーブで瓦みたいなのを買って的に投げるみたいな事を1時間くらいやっていた。でもあれめちゃくちゃ楽しかった。寒霞渓を楽しみ尽くし、第2の目的地は道の駅になった。そこでご飯を食べることになったのだが僕は謎の呪いにかかりご飯を食べきれなかった。そのとき神原が僕の残りを食べてくれた上にお金も少しもってくれたのがいい思い出。

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そして、第3の目的地はエンジェルロードとなった。ここはたぶん小豆島で1番有名な場所。いろんな場所でぐだっていた我々はエンジェルロードに着く頃にはもう夕方であった。全員ここで夕日を眺めることに夢中になっていたし、石とか投げまくっていた。今思ったらヤバすぎるけど。でもちょうどいい時間で、一本で繋がる陸がどんどん細くなっていく様子はいつまでも見ていられた。

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そして名前忘れたけど次の日も訪れることになるラーメン屋。めっちゃ美味しかった。また行きたいな。

その後近くの風呂屋に入り近くの公園で野宿することになった。寝る場所を探すのだが、まーじで真っ暗で何も見えないため公園の入り口の傾斜がバグってるところで寝た。こんな経験は2度と無いと思う。

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色んなことを喋りながらぐだぐだするこの時間が死ぬほど恋しい。

そして朝、我々は雨の音で起きることになる。

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公園のこんな感じのところで避難し、これからについて話し合っていた。この旅の目的は小豆島を1周すること。小豆島1周は約100キロの工程なのだがこの地点ではまだ30キロほどだった。雨も降ってるし僕はもう帰りたかった。神原はせっかくなら1周しようと言っていたが民主主義なので引き返すことが決まった。

しかしこの旅の裏の目的は、高木さんに会うことであった(絶望)。からかい上手の高木さんというアニメの聖地であるこの小豆島は作中に出てくる場所がたくさんあるのだ。我々(主にゆうぴょん)は聖地だけでも訪れることにした。

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作中で体操服を交換するシーンがあったので再現を行った。「これどこに需要ある〜ん」もびっくりの需要のなさである。この当時は高木さんに日本中の男性が惚れていたので仕方ないとは思う。あと話がそれるが、ゆるキャンも流行っていてテントを買うかどうかなどの話もあった。

その後世界一狭い海峡に訪れたりした。認定書を発行してくれる人がなかなか出てこなくて、テレビで見たのとなんか違う、となり少し悲しかった。

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前日行ったラーメン屋とエンジェルロードにももう一度向かい楽しみつくした。2日目は雨で景色も悪く誰もいなかったのでただ海で遊ぶ大学生になってしまった。

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この写真はしばらくLINEのトプ画にしていたくらいには気に入っている。

その後、醤油ソフトを食べたりしながら雨が降る中フェリー乗り場まで戻った。レインがなかったらたぶん死んでいただろう。帰りの船は寝ていたのかほとんど記憶がない。覚えている人がいたらまた飲み会とかで教えて欲しい。そのあとは各自帰路についたが、僕は親を召喚し車で帰るという極悪非道なことをしてしまった。確かゆうぴょんの親も迎えに来ていたのでゆうぴょん妹と初エンカウントしたのだった。

小豆島1周という目的をまだ達成できてないので是非ともまた訪れたい。

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