サイク回顧録シンタク①小豆島編

2020年もGWが終わってしまった。今年に限っては何のイベントも無かったけれど、やっぱりなんか寂しい。なので少し過去を振り返ることにする。

時は遡り2年前。土日の休みを利用して僕は小豆島を自転車で巡ることになった。メンバーはサイク49期の重政、ゆうぴょん、神原、浦、そして僕というメンツだった。2つの合宿を乗り越え、心しれたメンツなのでとても楽しみにしていたし実際凄く楽しかった。というか北海道夏合宿が楽しみすぎてみんな旅に飢えていたのだろう。

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神戸港から出港するジャンボフェリーという船で出発となる。確か運賃は自転車入れて往復5000円くらい。かなり安いと思う。何と言っても夜中に友達と船で出発というのがかなりエモい。今書いてても死にそうになる。神戸高松間を繋ぐフェリーでもあるので中でうどんが食べれるのだ。これがなかなか美味い。

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うどんを食べるしんたく。

深夜テンションも相まってワクワクが止まらず、寝なくちゃいけないけど寝れない。すごく楽しい時間なのである。これから四国へ行く際は車でもいいけどフェリーも利用したいと強く思う。うどんを食べに行く旅、しような。

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そして朝、爆音のとある歌とともに我々は起こされる。後で聴くといい歌なのだが、その当時は叩き起こされるわけでめちゃくちゃ腹が立つ。いい曲なのは間違い無いので是非聴いて欲しい。凄く耳に残るのでお風呂でつい歌ってしまうほどだ。

https://m.youtube.com/watch?v=Iq46WCpcO70

いざ着くと快晴!最高の気分だった。最初の目的地は船の中での作戦会議で上がった、寒霞渓(かんかけい)となった。寒霞渓は小豆島が誇る素晴らしい渓谷で、普通の人はロープウェイで頂上へ向かう。しかし片道800円ほどの金額を出すのはバカバカしいという意見で一致したので山道を登って頂上を目指した。

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ここまでもすごい急な坂道の連続なのでしんたくのライフは残り少なくなっていた。

頂上の景色はとても素晴らしかった。サイク10景に個人的には入っている。

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頂上には売店があり、僕はこの旅にヨーソローを持参していたのでコロッケを食べさせてあげた。美味しいと喜んでいたのを記憶している。

あとサイク特有の謎ムーブで瓦みたいなのを買って的に投げるみたいな事を1時間くらいやっていた。でもあれめちゃくちゃ楽しかった。寒霞渓を楽しみ尽くし、第2の目的地は道の駅になった。そこでご飯を食べることになったのだが僕は謎の呪いにかかりご飯を食べきれなかった。そのとき神原が僕の残りを食べてくれた上にお金も少しもってくれたのがいい思い出。

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そして、第3の目的地はエンジェルロードとなった。ここはたぶん小豆島で1番有名な場所。いろんな場所でぐだっていた我々はエンジェルロードに着く頃にはもう夕方であった。全員ここで夕日を眺めることに夢中になっていたし、石とか投げまくっていた。今思ったらヤバすぎるけど。でもちょうどいい時間で、一本で繋がる陸がどんどん細くなっていく様子はいつまでも見ていられた。

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そして名前忘れたけど次の日も訪れることになるラーメン屋。めっちゃ美味しかった。また行きたいな。

その後近くの風呂屋に入り近くの公園で野宿することになった。寝る場所を探すのだが、まーじで真っ暗で何も見えないため公園の入り口の傾斜がバグってるところで寝た。こんな経験は2度と無いと思う。

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色んなことを喋りながらぐだぐだするこの時間が死ぬほど恋しい。

そして朝、我々は雨の音で起きることになる。

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公園のこんな感じのところで避難し、これからについて話し合っていた。この旅の目的は小豆島を1周すること。小豆島1周は約100キロの工程なのだがこの地点ではまだ30キロほどだった。雨も降ってるし僕はもう帰りたかった。神原はせっかくなら1周しようと言っていたが民主主義なので引き返すことが決まった。

しかしこの旅の裏の目的は、高木さんに会うことであった(絶望)。からかい上手の高木さんというアニメの聖地であるこの小豆島は作中に出てくる場所がたくさんあるのだ。我々(主にゆうぴょん)は聖地だけでも訪れることにした。

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作中で体操服を交換するシーンがあったので再現を行った。「これどこに需要ある〜ん」もびっくりの需要のなさである。この当時は高木さんに日本中の男性が惚れていたので仕方ないとは思う。あと話がそれるが、ゆるキャンも流行っていてテントを買うかどうかなどの話もあった。

その後世界一狭い海峡に訪れたりした。認定書を発行してくれる人がなかなか出てこなくて、テレビで見たのとなんか違う、となり少し悲しかった。

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前日行ったラーメン屋とエンジェルロードにももう一度向かい楽しみつくした。2日目は雨で景色も悪く誰もいなかったのでただ海で遊ぶ大学生になってしまった。

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この写真はしばらくLINEのトプ画にしていたくらいには気に入っている。

その後、醤油ソフトを食べたりしながら雨が降る中フェリー乗り場まで戻った。レインがなかったらたぶん死んでいただろう。帰りの船は寝ていたのかほとんど記憶がない。覚えている人がいたらまた飲み会とかで教えて欲しい。そのあとは各自帰路についたが、僕は親を召喚し車で帰るという極悪非道なことをしてしまった。確かゆうぴょんの親も迎えに来ていたのでゆうぴょん妹と初エンカウントしたのだった。

小豆島1周という目的をまだ達成できてないので是非ともまた訪れたい。

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