三田というまち
僕は三田市が大好きだ。
三田市は兵庫県にある大都市(神戸の北にあるまち)だ。人口は約11万人、人口のほとんどがニュータウンに密集しているいわゆるベッドタウンである。僕は生まれてことかた21年、三田に住み続けている。三田の幼稚園、小学校、中学校、高校と通い、そして三田にある唯一の大学、関西学院大学三田キャンパスに在籍している次第だ。1番三田から離れたのはサイクの夏合宿で約1ヶ月というのが最長だ。つまり人生のほとんどを三田で過ごしている。そんな三田マスターの僕が三田の素晴らしさを伝えたいと思う。
宝塚や西宮や神戸はすぐそこだ
先程も述べたように三田市はニュータウンとして再開発されたまちだ。開発される前はもちろん山だったわけで、三田を知らない多くの人はそのイメージで田舎だと勝手に決めつけてしまう。こんな愚かなことはない。かの素晴らしい関西学院大学が三田を選んだ理由を考えてみてほしい。もちろんそれは学生にも暮らしやすいライフラインの整ったまちだからだ。
上ケ原にも負けず劣らない美しさ。決して慶応大学の三田キャンパスと比較していけない、お兄さんとの約束だ。
そして三田には都市部には無い良さがある。都市部のような混沌とした人の多さはなく適度に快適でそれでいて生活するうえで便利な店が沢山並んでいる。
三田には大きくわけて2つの道がある。まずは国道176号線、通称「イナロク」。これは大阪の梅田から京都の宮津まで続いている偉大なる国道なのだ。この道沿いには牛丼チェーンやラーメン店や寿司チェーン店など飲食店が軒並み揃っている。中でもCoCo壱とスシローの向かいあわせには度肝を抜かれるものだ。そして次は県道720号線、通称「三田幹線」。これは僕が住んでいるフラワータウンから関学のあるウッディタウンまでを繋ぐ幹線である(これには語弊があり詳しくはカルチャータウン。もっと知りたい人はコメントください)。幹線なのでほとんど信号がなく幹線の上の橋から合流する形で道が続いている。道沿いに飲食店があるイナロクとは違って、三田幹線は市民に密接したスーパーやドラッグストアなどが集中している。フラワータウン、ウッディタウンにはそれぞれイオンがあるのでとても住みやすくなっている。特にウッディタウンは区画開発が進み、最強のまちとなっている。(映画館もある)
このように間に神戸電鉄を挟む形で道が続いている。
日本で1番高いとかどうとか…
そしてなんと言っても三田の魅力というのは、まちと自然の融合である。我々三田市民は幼い頃から有馬富士公園や小柿キャンプ場で自然と触れ合ってきた。これは都市部では経験できないことだろう。羽束川ではホタルをみて、青野ダムでは水辺の生態を観察することが出来る。だがふと振り返るとそこには住む家がたくさんあるわけだ。このハイブリッドこそが三田の魅力といえるだろう。(ここの固有名詞全て分かれば三田検定2級)
これは有馬富士公園の地図
また、他の市へのアクセスも非常に良い。実は大阪までは快速で50分もかからない。そんなに驚いた顔をしなくてもいい、人は学んで強くなるのだから。高速道路も充実していて、中国自動車道、六甲有料道路、舞鶴若狭自動車道への入口があるため、大阪、神戸、京都北部へ車ですぐアクセスすることが可能だ。さらには神姫バスという超優良バス会社の支配下でもあるのでバスであの神戸三田プレミアムアウトレットへ行くこともできる。(自転車でも可能)
しかし、一生三田に住むのか?と聞かれると僕はNoと答える。なぜなら、三田は田舎だからだ。